2011年2月5日土曜日

賃貸事業を主軸に「中期経営計画」策定、レオパレス21

 レオパレス21は、2011年3月期を初年度とする3カ年の中期経営計画を策定した。長期化するデフレ環境の中、安定した経営基盤の強化を最優先に据え、事業戦略の抜本的な見直し、賃貸、請負の主力2事業の再構築に取り組む。

 中計では、事業構造改革本部を新設して、賃貸、請負を両輪とした構造を賃貸主体の事業構造へと転換を目指す。請負事業は減収を見込むものの、10年3月期比15%増となる61万3000戸に管理戸数の積み上げが見込める賃貸事業の収益最大化を図ることで、最終年度の13年3月期(連結)におけるトータルの売上計画を5467億円に設定した。そのうち、賃貸事業の売り上げは4194億円(2010年度比約22%増)、請負事業は1101億円(同約53%減)を予定している。

 一方、収益性の高い請負事業のコスト見直しで連結販管費を大幅に圧縮するほか、住宅不動産販売事業、ファイナンス事業からの撤退、事業縮小、有利子負債の圧縮などにも取り組み、最終年度には営業利益183億円、経常利益164億円、純利益92億円を確保する。

引用元:RMT(リアルマネートレード)専門サイト『RMTワンファースト』

0 件のコメント:

コメントを投稿